※本記事はPRを含みます。
「認知行動療法を勉強してみたいけど、どの本を読めばいいか分からない…」
「自分のメンタルケアのために認知行動療法を活用したい…」
「初心者でも認知行動療法が学べる本ってどれなんだろう…」
「支援者として認知行動療法が上手になりたい…」
この記事では、臨床心理士として精神科でで認知行動療法を行っている筆者が、初心者でも実践しやすい入門書から、現場で役立つ実践的な本まで、目的別におすすめの書籍を厳選してご紹介します。
本記事を読むことで、自分にぴったりの認知行動療法本が見つかるはずです。
また、自分自身に対して認知行動療法を行う方法については以下の記事でまとめていますので、興味のある方はぜひご覧ください。
執筆者情報

名前:ひなた (臨床心理士・公認心理師)
大学院修士課程を修了後、精神科クリニックに勤務し、心理カウンセリングや心理検査などを行っている。
得意な心理療法は認知行動療法。
ストレスチェック実施者、両立支援コーディネーター、健康経営アドバイザーなどの産業保健資格も所持しており、労働者のメンタルヘルス対策事業にも参画。
そもそも認知行動療法とは?

認知行動療法の基本と特徴
認知行動療法は、自分の思考や行動の幅を広げるスキルを身に付けることで、困り事の悪循環を断ち切る心理療法です。
認知とは、その人の人生経験によって築かれた考え方の癖です。
行動はその人の振る舞いのことです。
認知行動療法では、認知と行動、そして感情や体の反応は全て繋がっており、それらが悪循環となって困りごとが維持されると考えます。
例えば、AさんとBさん、2人とも『職場で挨拶をしたけど返事がなかった』という同じ出来事を体験したとします。
そのとき、Aさんは「私は嫌われているんだ」と考え(認知)、挨拶をした相手に恐怖を感じ(感情)、胸が苦しくなり(体の反応)、その相手と距離を置く(行動)ことにしました。
その結果、Aさんはその相手に対して恐怖を感じ続け、人間関係も上手くいかず、ストレスを抱え続けることになるかもしれません。
一方Bさんは、同じ状況でも「あれ?聞こえなかったのかな?」と考え(認知)、もう一度声をかけてみることにしました(行動)。
当然、感情や体の反応は特に変化はありません。
そして恐らくBさんの場合は、挨拶をした相手に何かしらの事情があったことに気付く可能性があります。
返事がなかった理由が分かれば、ますます不安や恐怖には繋がらないでしょう。
図に表わすと以下の通りです。

このような悪循環のパターンに気付き、認知や行動の幅を広げることで悪循環を断ち切るスキルを身に付けることができるのが認知行動療法だということです。
そして、科学的根拠を重視することや、自分自身で実践できることが特徴です。
認知行動療法はアプリでも手軽に学びながら実践できますので、ぜひ利用してみてください。
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認知行動療法はどんな人におすすめ?
認知行動療法は、うつ病や不安障害などの精神疾患への治療方法として一般的に用いられています。
また、「ネガティブに考える癖を直したい」「人と上手に話せるようになりたい」「不安や緊張を克服したい」などの日常的な悩みにも効果が期待できるため、最近では企業における従業員のメンタル不調予防のための対策としても用いられています。
そのため、日々落ち込むことや不安になることが多く、「自分で自分の心をケアできるようになりたい」と考えている方におすすめです。
【参考文献】
集団認知行動療法を用いた職場における予防的ストレス・マネジメント・プログラムの実施と効果検証
保健医療分野への認知行動療法の適用と課題—うつ病・不安症/不安関連障害・摂食障害について—
認知行動療法が向かない人の特徴
認知行動療法は多くの悩みに効果的ですが、今の状態によっては合わないこともあります。
たとえば、自分で記録をつけたり、感情に振り回されないスキルの練習をしたりと能動的な参加が求められるため、意欲やモチベーションが著しく低い場合は進めにくいでしょう。
また、強い希死念慮など命に関わる危機的状況では、安全を確保するための緊急対応が先に必要になります。
さらに、もし幻覚や妄想など精神病症状が強く出ている場合は、現実を冷静に捉えにくく、まずは症状の安定化が優先となります。
本から学ぶメリットと限界
認知行動療法の本は、好きな時間に学べて費用も抑えやすく、気になった所を何度も読み返せるのが魅力です。
自分のペースで書き込みながら練習できるので、気づきを日常に取り入れやすくなります。
ただし独学だと自己流になりやすく、思考の整理が一人では行き詰まることも。
症状が強いときは内容が負担になる場合もあります。
効果をしっかり感じたい時は、専門家のサポートとあわせて活用することをおすすめします。
初心者におすすめの認知行動療法本【人気・ベストセラー】
まずは「認知行動療法の基本が知りたい」と考えている初心者の方におすすめの本をご紹介します。
マンガでわかる認知行動療法
書籍情報
「うつ・不安」こころ支援のいちばんやさしい入門書
・ストレスを受けても、極端な判断をせず、適度な判断ができるスキル
認知行動療法をわかりやすく解説
不安はシャボン玉!? 心のしくみを解説
・看護師、保健師、介護士、カウンセラー、教師など、支援者が必要な技術や知識を解説
・「認知再構成法」「行動活性化」「問題解決技法」など具体的な方法を解説【マンガについて】
心に不安を抱える3人と、それをケアする3人の保健師によるマンガによって、認知行動療法の基本がわかります。
本書でテーマになるのは、「職場のうつ、ストレス」「周産期うつ」「高齢者の閉じこもり」「学校での人間関係」。
監修の大野先生、実際に問題解決に取り組む保健師の方々に取材を行い、現場の意見を取り入れながらストーリーを作りました。
Amazon書籍情報より引用
おすすめする理由
タイトルの通り、漫画を通して分かりやすく認知行動療法について解説した一冊です。
物語は、職場や学校で感じるストレスを題材にしており、読者自身の体験や日常生活と重ね合わせながら、認知行動療法の基本を理解できる内容となっています。
著者は日本認知行動療法界の重鎮、大野裕先生。
信頼性の高い解説が保証されていると言えるでしょう。
「認知行動療法を漫画で気軽に学びたい」という方に、ぜひおすすめしたい一冊です。
評判や口コミ
支援者に向けた内容だけど、自分が自分の支援者としても活用できそう。 歪んでしまっている思考のステップを、適切な型に戻すためのトレーニング法いろいろ。 一度立ち止まって客観視する。出来事と考えと気分を、しっかり区別して考える、とか。感情に飲み込まれず、冷静に現実的な判断をするためにどうすれば良いかが分かりやすくまとめられている。 ワークシートもあるのでいくつか保存しておいて、沼にハマったときに書き出してコントロールしていきたい。
読書メーターより引用
マンガでわかる
— わたしのけんやん\(//∇//)\ (@kimu_ken_) March 27, 2023
認知行動療法
認知の歪みや不安や怒りのコントロールに適した本。実際行動に移すには大変だが、やってみると効果はあるかも… pic.twitter.com/ZxTYLqWGey
図解 やさしくわかる認知行動療法
書籍情報
■こころの病気やストレス、気分の落ち込みに効果的な心理療法
うつ病や不安症などのこころの病気の治療には、薬物療法が多くおこなわれていますが、薬で一時的に症状を改善できても、再びその症状に悩まされることが少なくありません。
そこで、こころの病気に有効な治療法として薬物療法と並んでおこなわれているのが、認知行動療法です。考え方のクセを見直し、ものごとの捉え方を変えて行動してみることで、つらい気分の原因を解消していきます。
本書では、認知行動療法の基本的な考え方と治療の流れをわかりやすく解説しました。
■自分で実践できる認知行動療法のやり方&ワークを紹介
クリニックで治療を受ける際の参考に使っていただくのはもちろん、ストレスや心のつらさを感じているときに自分で実践できるように簡単な実践法とワークを多数紹介。ワークは別冊にまとめて掲載してあるので、コピーして何度でも使うことができます。また、PDFファイルのダウンロードも可能です。
■認知行動療法を受けてみたい方、学びたい方に
治療現場では病気や症状に合わせておこなわれる認知行動療法。そのバリエーションも解説しているので、専門家のもとで認知行動療法を受けてみたいと考えている方、認知行動療法を専門的に学びたいと思っている方にも役立つ一冊です。
Amazon書籍情報より引用
おすすめする理由
認知行動療法について幅広く、かつ専門的に解説されていますが、豊富なイラストや図が使われており、読書が苦手な方でもスムーズに読み進められる一冊です。
この本の魅力のひとつは、実際に認知行動療法で活用できるワークシートが含まれている点です。
認知行動療法では、患者さんと一緒にワークシートを使うことが一般的です。
私自身もこの本のワークシートを参考にすることがあるほど、ワークシートがわかりやすい印象です。
そのため、「自分自身に認知行動療法を実践できるようになりたい」、「認知行動療法を通じて困っている人を支援したい」と考えている方両方におすすめです。
評判や口コミ
とてもわかりやすいし、1人でやれるようにシートのテンプレートがたくさんついてる。読みながらこのシートで実践できるし、とても有用。 生きづらい世の中と言われてる現代だからたくさんの人に役立つと思う。
読書メーターより引用
周りに病みかけの人がちょこちょこいるので、認知行動療法を勉強中。素人がカウンセリングとかするつもりないけど、知っておくと良いかなと。こういう情報知るだけでも気分が晴れるのでは?
— 学び発信アカウント (@manabi_hassin) August 19, 2023
読んでる本→「図解 やさしくわかる認知行動療法」#認知行動療法#認知の歪み#カウンセリング#うつ#HSP
マンガ ネコでもできる! 認知行動療法 ニャンだかツラい…がニャンだかタノシい?! に変わる本
書籍情報
「認知行動療法」の第一人者・精神科医の大野裕先生と「ねことじいちゃん」シリーズ累計85万部越えの大人気漫画家・ねこまきさんによる超分かりやすい認知行動療法の本
ニャ~ンだ、こうすればココロがラクになるニャ!
モヤモヤ・クヨクヨ・イライラ…からスポン!と抜け出すヒント多くの人が感じる日々のモヤモヤ・クヨクヨ・イライラから抜け出して、こころがラクになり元気になる方法を「認知行動療法」をとりいれて、わかりやすく解説する一冊。
Amazon書籍情報より引用
おすすめする理由
こちらは先述した大野裕先生と、人気漫画家ねこまきさんがコラボした1冊です
終始可愛らしいネコのイラストを用いて解説されていますが、内容は私自身も改めて勉強になったほど濃い内容となっています。
認知の幅の広げ方、感情に振り回されないコツ、困ったときの問題解決方法など、日常生活で実践できるテクニックを幅広く学べる1冊です。
評判や口コミ
具体的に書いてあるので、わかりやすかったです。 ネットのしすぎなど不健康だけどやめられないことは、頑張ってやめようとするより、心に健康なことを増やす(体を動かしたり、読書など)と自然と不健康な時間が減っていくとのこと こころの回復には、大きな喜びを経験するより、小さな喜びを積み重ねていく方が効果があることなど なるほど!と思える内容でした。 本で紹介されていたアプリで、1日3個よかったことを書き込みはじめました。やってみて、変化が現れたらいいなと思ってます。
読書メーターより引用
この「ネコでもできる!認知行動療法」は図書館から借りてきたのですが、今まで読んだ認知行動療法の本の中で1番わかりやすかったです。
— あんぬ (@aderiareto6) June 7, 2025
猫がネガティブで飼い主が猫に認知行動療法を教えるという設定も斬新でよかったし、なにより読んでいてほっこりしましたฅ^•ω•^ฅ pic.twitter.com/CkHAtJwh1F
「反すう」に気づいてぐるぐる思考から抜け出そう!―認知行動療法に基づくセルフケアブック
書籍情報
うつ病や不安症、適応反応症(適応障害)につながることもある「反すう=ぐるぐる思考」のメカニズムをていねいに解説。そしてそこから抜け出るための対処法「具体モード」「没頭モード」「コンパッションモード」を、エクササイズをふんだんに使って紹介する。自分のストレスのパターンを理解し上手な反応法を身につけて、「反すう」から抜け出そう!
Amazon書籍情報より引用
おすすめする理由
反すうとは、同じ考えをぐるぐると考え続けてしまうことです。
ネガティブ思考を反すうしていると、ずっと気分が落ち込んでしまって、意欲が出なくなってしまいます。
本書は、反すうに特化した認知行動療法の理論に基づいて、反すうしてしまう理由や、反すうへの対処法などを学ぶことができます。
反すうに困っているという方には、ぜひおすすめしたい一冊となっています。
評判や口コミ
双極症II型の当事者です。嫌な出来事を反すうして必要以上にダメージを受けている自覚があったので購入しました。
著者プロフィール等々から「難しい本だったらどうしよう」と心配していたのですが、とても平易でわかりやすい文体で書かれていて、まったくの杞憂でした。
考え方のクセを「〇〇モード」という呼び方で表現しているのが理解しやすく、紹介されている対処方法もすんなり読み解けました。表紙では「具体モード」「没頭モード」「コンパッションモード」の3つが紹介されていますが、最後の章にでてくる「アサーション」も大事な要素だと思いました。
メンタルの症状や悩みは身近な家族でも理解を得ることが難しいですが、本書は著者がとても深く理解してくれていることが伝わってきて、易しい文体とあいまって優しく背中を押してもらえたような感じです。
私には「具体モード」が使いやすそうなので、早速実践していこうと思います。
Amazonレビューより引用
反すう思考やぐるぐる思考に悩んでいて、身動きが取れない方におすすめできる。
『うつ病の反すう焦点化認知行動療法』を体験したい方にはいい本だと思う。
文章について、とてもやさしい文体で、やさしい気持ちで安心して読み進められる。
誌面のデザインやレイアウトについては、ポイントやヒント、エクササイズなどがわかりやすくなっており、よく整理させている。
Amazonレビューより引用
実践派におすすめの認知行動療法本【セルフワーク】
次に、認知行動療法を学ぶだけでなく、実際に取り組んでみたいという方に特におすすめしたい本をご紹介します。
こころが晴れるノート:うつと不安の認知療法自習帳
書籍情報
本書は『練習帳』のようにはっきりと症状をもって苦しんでいる人たちだけでなく、
一般の人たちが認知療法を使ってストレスフルな人生を自分らしく幸せに生きていくことができるように工夫されたセルフワークブックである。
コンパクトなつくりで図表やイラストを多用し、分かりやすさに重点を置く。
認知療法を手軽に学びたいと思っている人たちにも役立つハンディで便利な一冊。
Amazon書籍情報より引用
日本の認知行動療法界の重鎮である大野裕先生によって執筆され、20年以上人気があるロングセラーの1冊です。
本書では、自身の考え方の癖である認知に焦点を当てており、自分を苦しめる考えが浮かんだときの対処法や、その考えが浮かぶ原因になっている心の奥深くにある強い考えを柔らかくする方法まで解説されています。
ワークブック形式になっていますので、自分の思考を書き出しながら整理することができることもおすすめポイントです。
評判や口コミ
認知療法を使って、具体的に手を動かすことでつらい気持ちや憂鬱な状態から前を向けるようにさせる本。文字数は少なめでワークシートも付いているので手を動かしながらできる。思考の癖から行動、人間関係の改善など全てやればストレスとなるようなことの大部分が解決されるのではないかと思う。記入例もわかりやすい。所々にちょっとしたTipsのようなリラックス法などが載っていてそれも参考になる。なんでもポジティブにとらえるのがいいと思われがちだが、そのようなことはなく、適切に現実に向き合うことを促す本。
読書メーターより引用
前に心療内科の先生に教えてもらったこころが晴れるノート🍀
— りん (@Omaturin____) November 1, 2024
悩みがあってもやもやしている状態が続いている人に読んでほしい。
これを知ってるのと知ってないのとでは人生の生きやすさが変わってくると思う。心の分析ノート🧐#読了 #りんちゃんの読書記録📚 pic.twitter.com/V7Zv36GIZn
ケアする人も楽になる認知行動療法入門シリーズ
書籍情報
1.ストレス状況とストレス反応を目に見える形にしてみましょう
2.アセスメントしてみましょう
3.プリセプティとの相性わ悪く悩む先輩看護師アヤカさん
4.BOOK1で紹介した理論・技法・ツール丸暗記、詰め込み、一切不要。ハラハラドキドキしながら事例を読み進めれば、認知行動療法の技法がすべて理解できるようになっています。
これから認知行動療法に取り組もうと思う人にぴったりの本!
Amazon書籍情報より引用
おすすめする理由
この本の著者である伊藤絵美先生は、認知行動療法に関する書籍を数多く執筆されており、日々認知行動療法を実践している私自身も勉強させていただいている著名な専門家の一人です。
初心者向けに事例を交えながら分かりやすく解説されており、認知行動療法の基本から応用まで、幅広い理論を学ぶことができます。
どちらかといえば支援者向けの本ですが、ちょっと専門的学びたい一般の方にもおすすめしたい良書です。
評判や口コミ
認知行動療法とは、ストレスに対して無意識に抱く感情や行動に向き合い、認識・線引きすることで自身を改善するものだと理解しました。積読消化のために足早に読んでしまったので細かく理解できたわけではありませんが、無意識に抱く感情は変える事ができませんが、行動を変える、というような感じでしょうか。図解が少し複雑で、ちゃんと見ないとわかりづらい気がしましたが、解説は概ねわかりやすかったと思います。
読書メーターより引用
「ケアする人も楽になる 認知行動療法入門」という本を読みました。看護師の方向けの本と書いてありますが、一般にも分かるように事例を交えながら説明がされているので、分かりやすく読みやすいです。1と2の全2巻です。
— Dr. Kei, Ph.D. (JP VTuber) (@Keis_labo) October 25, 2023
いやな気分よ、さようなら コンパクト版
書籍情報
『いやな気分よ、さようなら』(原著『Feeling Good』)は、発売以来、英語版で300万部以上売れた、「うつ病」のバイブル。抑うつを改善し、気分をコントロールするための認知療法を紹介します。
最近の大規模な調査によると、『いやな気分よ、さようなら』を読んだうつ病の患者さんの70%が、他の治療を併用することなく4週間以内に改善し、3年後でもその良い状態を維持していました。
この効果は、薬物療法や他の精神療法と比べても、優れているものです。抑うつや不安な気分を克服するための最も効果的な科学的方法を、本書を読むことにより、学んでください。
Amazon書籍情報より引用
おすすめする理由
業界では知らない人はいないであろう有名な一冊を、コンパクトに読めるようにしたものです。
うつ病の改善に焦点を当て、認知療法の理論や具体的な実践方法について解説されています。
現在うつ病で困っている方やそのご家族の方、うつ病の患者さんの支援を行う立場の方も読んで損はない内容となっています。
ただ、注意点としては、コンパクト版でもかなりのボリュームがありますので、読書が苦手な方は読み終えるのに時間がかかってしまう可能性があります。
評判や口コミ
認知療法のやり方の本。実際に紹介されているワークをやらなくても読んでいるだけで、自分の考えの歪みに気付かされ、気分が少し楽になる。話に説得力があり、既にどこかで似た話な聞いたはずなのに納得感があり、実際にワークシートをやってみようかという気になる。いかに自分が全か無か、暗黙のべき論に凝り固まっているのか、他人の気持ちを勝手に裏読みしているのか気付かされ、その度に少し心の緊張が解けることに気づいた。凝り固まった自動思考はなかなか改善しない。折に触れて読み返したい。
読書メーターより引用
20年前にこの本に出会い救われました
私は読書が苦手で全部読みきれていません
目次を見て気になる項目だけ読む
もしくは、落ち込んだ時に本を適当に開き読む
こんな活用法をしています今日は感情の鳥籠から出る、というような内容を読みました。
落ち込むと視野が狭くなりがちですが
認知の歪み、白黒つけたがる状態に気がつき楽になります何度も救ってくれた私の頼れる相棒です。
Amazonレビューより引用
ACT 不安・ストレスとうまくやる メンタルエクササイズ
書籍情報
■日本初、自分でできるACTエクササイズの本!
■ACT理論をすぐ実践できるよう、世界一やさしく紹介〇本書の目次より
はじめに 「最新の心理療法ACTで、あなたの人生をあなたのものに」
PART1 私の悩みは 私の心が 作っていた
私たちをしばるのは、私自身が生み出した言葉PART2 マインドに囚われず生きるために!よくわかるACT講座
しなやかな心を育てる新しい心理療法がACTですPART3 心のフックをはずす 7つのエクササイズ
ACTの本質は理論よりも実践にありPART4 価値に沿って生きるための 3つのエクササイズ
Amazon書籍情報より引用
おすすめする理由
ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)は、認知行動療法(CBT)の一種であり、近年特に発展してきた領域のひとつです。
本書の著者である武藤崇先生は、ACTの分野で非常に有名な先生です。
ACTの基本的な考え方をざっくり説明すると、「ネガティブな思考や感情を無理に排除したり、ポジティブに切り替えたりするのではなく、それらと適切な距離をとりながら、自分の価値観に沿った行動を選べるようになろう」といったものになります。
文章で説明すると少し難しく感じるかもしれませんが、本書ではACTの考え方をやさしく解説し、実際に自分自身に適用できるように丁寧にガイドされています。
「ネガティブな感情と上手に向き合いたい」「自分の価値観に沿った行動をしたい」と考えているなら、この本を読んでみることをおすすめします。
評判や口コミ
些細な悩みやモヤモヤを「マインドさん」として受け流し、その根底にある本来の自分やその価値観に気づく。 他人にどうみられたいかではなく、自分がどうありたいか、人との中で、仕事で、仕事以外で、趣味活動の中で…を考えて行く。 かわいいイラストと読みやすい文章。 また読み返したくなる、ストレスとの付き合い方の本。
読書メーターより引用
自分一人でもACTが実践できるように解説されているのが特徴。イラストが多めでエクササイズのやり方もわかりやすく説明されています。ACTの考え方も簡潔にまとめられており、初心者におすすめできる一冊です。
— やさびと心理学 (@yasabito_psych) March 27, 2025
ACT 不安・ストレスとうまくやる メンタルエクササイズ
著者:武藤崇
出版社:#主婦の友社 pic.twitter.com/jEOYuYm5sP
一人で学べる 認知療法・マインドフルネス・潜在的価値抽出法ワークブック
書籍情報
ため息ばかりで,やる気もでない。楽しいことなんか一つもない。豊かな人生を送りたいけれど,自分には無理。 そう思ってはいませんか。 専門的な心の臨床からちょっとした問題解決まで,さまざまな場面で使われる認知行動療法。その技法をもとに,生きづらさから豊かさをつむぎだす。この本は,そのための作法を,楽しく,わかりやすく一人で学べるワークブックです。 これまで紹介されている幅広い技法に,まったく新しいアプローチも交えた世界がこの中に広がっています。 日々の暮らしを新たにデザインする一歩を,一緒に踏み出しましょう。
Amazon書籍情報より引用
おすすめする理由
認知行動療法といえば、「ネガティブ思考を切りかえるもの」などのイメージをもつ方も多いでしょう。
しかし最近は、「ネガティブ思考を受け入れて、自分にとって大事な価値に従った行動をする」という考え方も主流になっています。
本書はこのような最近の認知行動療法の考え方をわかりやすく解説し、日常に活かせるような工夫がされている点がおすすめです。
評判や口コミ
「だから」ではなく「にもかかわらず」、「でも」でなく「そして」という言い換えの大切さ、マインドフルネスは決して身構えてしなくてもよい、そして著者が独自に編み出された「マイナス思考の奥にある、自分が大切にしたい価値感」、それぞれがとても含蓄があり、実践しやすいものと思えました。他の心理学本を読んでもよく分からなかった点が簡易な言葉で分かりやすく説明されていて理解が進みました。著者の方のお人柄が伝わる優しい言葉遣いで、多くの人に勧められる本だと思います。
Amazonレビューより引用
一人で学べる認知療法・マインドフルネス・潜在的価値抽出法ワークブック 読んでる。嫌な事から逃げて自分の世界を狭くするより、ちょっとずつ広げていったほうがいいと思ってたけど、こういうふうな考え方があるんだな。目からウロコだわ。
— ハル (@harunoashiato) July 22, 2023
症状・目的別に選ぶおすすめ本【うつ・不安・怒り・トラウマ・強迫】
ある特定の症状や困り事に特化した認知行動療法について解説されている本をご紹介します。
うつと不安への認知行動療法の統一プロトコル ワークブック
書籍情報
初版から12年.日本でも厳格な臨床試験を行い,様々な精神疾患で使われている認知行動療法を統一した形で使えるようにした患者向けのワークブックです.全部で12章と補章からなり,段階的にプロトコルを学んでいく構成.本書を活用して精神的な苦しみを乗り越えていっていただきたいと願っています.本書で掲載している用紙などはすべてダウンロードできます.
Amazon書籍情報より引用
おすすめする理由
うつと不安には共通する要素が多いため、一つのプログラムでその両方を改善することができると考えられています。
そのための治療法が、「うつと不安への統一プロトコル(通称UP)」です。
本書はUPを自分自身で実践できるワークブックとなっています。
そのため、特にうつや不安への対処法を身に付けたい方にはうってつけの良書だと思います。
また、うつや不安に困っている方の支援を行う方にもぜひ読んでいただきたい一冊です。
口コミや評判
とてもわかり易く、絵も可愛くて読みやすいです。
1版と比べ、10年間の第一線の先生方とクライアントさんの臨床の積み重ねの結晶といった感じでしょうか、日本人にわかりやすく、合った方法が満載で、大変勉強になりました。
Amazonレビューより引用
デイビッド・バーロウ著、伊藤正哉先生他監訳、『うつと不安への認知行動療法の統一プロトコルワークブック改訂第2版』にざっと目を通す。当機関でも主訴を絞らずにトレーニング的、心理教育的にCBTを提供することがあるが、その際に最適なワークブックかも、と思った。今度ケースで使ってみたい。 pic.twitter.com/s7j1SGUuuN
— 伊藤絵美 (@emiemi14) April 4, 2024
怒りを適切にコントロールする認知行動療法ワークブック
書籍情報
怒りという誰にでもあるごく自然な感情は、出来事自体ではなく、その出来事への見方に原因がある時に問題となる。
本書では、怒りを、前向きで建設的な「自然な怒り」と、毒性や問題のある「寄生性の怒り」の2つに分け、怒りが起こりやすい思考について取り組みやすくし、寄生性のある怒りを予防・軽減するための認知行動療法(CBT)に基づいたテクニックを紹介していく。
各理論やエクササイズがすべて誰にでも万能というわけではないが、あなたにとって役立つものに取り組み、記録を付けていけば、この本は構造化された日記として進歩を辿る場となっていき、あなたの暮らしの中で起きている問題について知るための最良の手段となる。
この強力なツールに取り組むことで、怒りの問題から少しずつ解放され、これからの人生をはるかに建設的に過ごせるようになろう。
Amazon書籍情報より引用
おすすめする理由
怒りをコントロールする方法を身に付けることを、アンガーマネジメントといいます。
アンガーマネジメントは認知行動療法の一種です。
本書ではアンガーマネジメントの基本的な要素や日常生活で実践できる工夫、上手な怒りの伝え方などについて学ぶことができます。
それなりにボリュームがあり読むのは少し大変ですが、内容は確かですので、怒りのコントロールスキルを身に付けたい方にはおすすめです。
評判や口コミ
イラストがいい感じで読んでみました。
買ってみたら結構大きい本で、とにかく読んだ先からどんどん実践やってみて、どうだったかすぐ結果出るっていう感じ。怒りについて学ぶというより、テクニックがいっぱい読めて、いろいろ試したい人にはいいと思う。やや高いけど、その分読みではある。
Amazonレビューより引用
「怒りを適切にコントロールする認知行動療法ワークブック」を読んでいる。これはもう最初の数ページ見ただけで良書なの分かる。僕はずーっと気になっている家族の問題があって、それについて考えると怒りが慢性的に沸いてきてしまう。解決しようとすると衝突起きて疲弊するんで難しい。
— Koichi Kawamata (@kawauso) January 31, 2024
以下の記事では、アンガーマネジメントに役立つアプリを紹介していますので、アプリで怒りのコントロールを身に付けたいはぜひご覧ください。
こころを癒すノート:トラウマの認知処理療法自習帳
書籍情報
人生に大きな影響を与えるような災害、犯罪被害、事故、セクハラ、パワハラ、いじめ、虐待にあったら…
「世界は危険で恐ろしい…」
「自分なんて生きる価値がない…」
「もう誰も信じられない…」そんな痛みと悲しみを
ノートに綴って みずから手当てしましょう !
Amazon書籍情報より引用
おすすめする理由
トラウマは根深いものですので、通常の認知行動療法ではなかなか治療が進みません。
そんななか開発されたのが、トラウマ治療に特化した認知行動療法の一種、認知処理療法です。
いじめや虐待、災害や犯罪などによるトラウマのケアに役立てられるはずですので、今トラウマによって苦しんでいる方にはぜひ手に取っていただきたい一冊です。
ただし、本書を読むことでトラウマを思い出して苦しくなる場合は、精神科医や臨床心理士などの専門家による支援と同時並行で活用することをおすすめします。
評判や口コミ
トラウマトップダウン処理の本丸とでも呼べる認知処理法について、非常に分かりやすく丁寧に教えてくれる良本です。
開発者の先生方によるマニュアル翻訳本もありますが、なかなか読み応えがあるため、治療者の方は先にこの本から入ると良いかと思います。とりわけ、スタックポイント(同化、過剰調節、二次感情)についての解説が、マニュアル本の説明では分かりにくかったこともあり、本書は重宝しました。それにしても、トラウマ体験者の方がセルフケア・セルフセラピーができる本は数少ないのでありがたいですね。ただ、トラウマ記憶と向き合う(=書き出す)ことになるため一人での作業は辛いかもしれません。できれば、信頼のおける人にサポートしてもらうとより安全に取り組めることでしょう。
Amazonレビューより引用
トラウマの認知処理療法自習帳をやった・・・
— マコピー (@higa_gone) October 23, 2018
「こころを癒すノート」と表題にあったが
実際やってみると
自分の思考というものが
過去のイジメ体験に大きく左右されていた事が
改めてわかった
わかっただけでも大発見だったなぁ
強迫症に対する認知行動療法ワークブック
書籍情報
最初に強迫尺度のチェックリストで評価を行い,苦しんでいる強迫症のタイプや重症度を把握した上で,当事者の強迫症状に合った章から認知行動療法の手続きに進むことができる。さらに,強迫行為だけでなく,強迫観念を主訴とした強迫症への有効なアプローチや,当事者の周囲の人々(家族,友人,同僚等)の対応についても記されており,強迫症の当事者・支援者みんなに役立つ実用的で便利なワークブック。
Amazon書籍情報より引用
おすすめする理由
強迫性障害の治療には薬物療法と認知行動療法が推奨されており、本書では強迫性障害に対する認知行動療法をワークに取り組みながら行うことができます。
治療だけでなく、自身の症状に対する理解も深められるような内容になっていますので、強迫性障害に困っている方はもちろん、当事者のご家族にもおすすめの一冊です。
専門家・心理職向けのおすすめ本【理論と臨床実践】
認知行動療法をクライエントさんや患者さんに実践される方におすすめの本をご紹介します。
認知行動療法実践ガイド:基礎から応用まで 第3版
書籍情報
本書は世界中で翻訳され、認知行動療法を実践する人々から高い評価を受けており、日本の認知行動療法の発展にも貢献してきた。第3版では認知モデルによって行われる治療に、さまざまな心理療法の技法を取り入れ、例えばアクセプタンス&コミットメント・セラピー、弁証法的行動療法、マインドフルネスなどの重要な介入方法を提供し、また、「リカバリー」と「ストレングス」への志向をも強調する。認知行動療法の第一人者による臨床経験から作り上げられた、認知行動療法を学ぶ人にとっての決定版ガイドである。
Amazon書籍情報より引用
おすすめする理由
臨床の現場で認知行動療法を行っている方で、この本を知らない方はいないのではないでしょうか。
本書は、認知行動療法の発展に大きな影響を与えたジュディス・ベック先生の著書であり、2023年11月に第3版が出版されました。
ただの再版ではなく、認知行動療法の最新の動向をしっかり取り入れながら、基礎から応用まで網羅されており、まさに決定版とも言える内容になっています。
この本を一通り読めば、認知行動療法の基本はほとんど理解できるはずです。
約600ページという大ボリュームですが、それだけに、一度読めば確実に大きな武器となるでしょう。
認知行動療法を学ぶにあたって、この本を避けては通れないといえるほどの価値があると考えています。
当記事では様々な認知行動療法の本を解説していますが、正直これさえ読めば大丈夫です。
「専門家として真剣に認知行動療法に取り組みたい」と考えている方には、強くおすすめしたい一冊です。
評判や口コミ
第一人者による認知行動療法の定番テキスト。臨床でのちょっとしたコツや注意点、会話の進め方など、実践上の細かいテクニックを惜しげもなく色々書いてくれています。セラピストのセルフケアの方法も著者の自己開示つきで書かれていて、この本自体が読者に対する一種の認知行動療法のようになっているあたり、著者の意気込みを感じます。
読書メーターより引用
「認知行動療法実践ガイド」はとても丁寧に初心者にもわかりやすく認知行動療法について解説してくれる。
— ぷしこ (@aicemilkthi) June 13, 2023
インテークから各セッションの構造と進め方、行動変容やホームワークの立て方など本当に逐一詳しい。 pic.twitter.com/4OErzysCnw
臨床心理フロンティアシリーズ 認知行動療法入門
書籍情報
公認心理師を目指す学生から心理職の人までを対象に、認知行動療法の基礎と実践を丁寧に解説。動画講座「臨床心理フロンティア」とも連動し、見て・聞いて学ぶことができる。
Amazon書籍情報より引用
おすすめする理由
本書では、認知行動療法の背景にある専門的な理論が丁寧に解説されていますが、読んでいて堅苦しさは感じません。
そして、とにかくわかりやすいです。
これから認知行動療法を学びたい初学者の方にとって、まさにうってつけの内容となっています。
また、著者の下山晴彦先生、熊野宏昭先生、鈴木伸一先生は、認知行動療法の分野で広く知られる著名な先生方であり、その信頼性も申し分ありません。
「認知行動療法を今後専門的に学びたい」と考えている方にとって、間違いのない一冊です。
評判や口コミ
CBTの入門書として紹介していただいた。CBTの大事なポイントを初学者にもわかりやすく解説してあって、現場で活かしやすい。仕事中にハンドブックのように手元に置いている。
読書メーターより引用
認知行動療法(CBT)のベースとなる理論を、イラストをふんだんに取りいれて多色刷りで解説した優れた教科書です。伝統的な認知再構成法から、ACTまで、現在主として使われているCBTの技法に絞って解説されています。説明が大変わかりやすく、かつ論点を体系化して網羅しているため、今後、認知行動療法を一から学ぶ人のファーストチョイスの教科書になることは間違いないでしょう。
Amazonレビューより引用
認知療法・認知行動療法カウンセリング 初級ワークショップ
書籍情報
かねてより大好評の著者主催のワークショップを完全収録。認知行動療法の基本をしっかり身につけるのに最適。認知行動療法の基本モデルの分かりやすい説明、アセスメントシート活用の紹介、実際のセッションの進め方の解説、参加者を交えた実践的ロールプレイなど、これから認知行動療法を学ぶ人たち、臨床で実践したいという専門家にとってたいへん参考になる教材である。
星和書店公式サイトより引用
おすすめする理由
この本の最大の魅力は、ワークショップの内容がそのまま本になっている点です。
ワークショップの参加者と著者の伊藤絵美先生とのやりとりがそのまま記載されているため、まるで自分が実際にワークショップに参加しているかのような感覚で学ぶことができます。
内容としては、理論の解説はもちろん、ロールプレイの逐語記録も掲載されており、実際の面接の流れや進め方をイメージしやすい構成になっています。
また、参加者と伊藤先生の質疑応答のやりとりも非常に参考になり、認知行動療法をより実践的に学びたい方にとって貴重な一冊です。
評判や口コミ
臨床心理士・心療内科に携わる人にとり、とても役立つ内容です。認知行動療法の基本、そして進め方が丁寧に説明されています。認知行動療法を専門とされてない方でも、このカウンセリングの進め方から学べるところは沢山あるのではないでしょうか。
Amazonレビューより引用
カウンセラーとして認知行動療法は、初心者ですが、わかりやすく丁寧に記されています。アセスメントシートの書き方、ロールプレイなど実践的です。また、この療法の基本の考え方が特に解りやすく、このことを理解し、踏まえると後の実践が上手くスムーズに理解できるように思います。この療法を取り入れたいと思っている方は、読んでみる価値はあると思います。お勧めです。
Amazonレビューより引用
実践家のための認知行動療法テクニックガイド
書籍情報
認知行動療法の3本柱である「癖の変容の技法」「恐怖や不安の変容技法」「考え方,受けとめ方の技法」と,それを実践していく上でのセラピストの基本的な考え方や心構えなどを,実際の経験を題材に出来る限り具体的に解説。実践家を養成する医学系および臨床心理学系大学や大学院等でのテキストブックとしても活用できる。
Amazon書籍情報より引用
おすすめする理由
本書の魅力は、認知面・行動面それぞれへのアプローチ方法が、セラピストとクライエントのやりとりを通して丁寧に解説されている点です。
「認知行動療法の理論は大体理解できた。でも、実際のセッションではどう進めればいいの?」と悩んでいる方にとって、実践のイメージをつかむのに最適な内容となっています。
この本を読むことで、認知行動療法が実際にどのように展開されるのか具体的にイメージできるはずです。
また、以下の続編も合わせて読むことをおすすめします。
評判や口コミ
CBTについて,どのようにクライエントに適用していくのか,その際,セラピスト側が留意しなければならない点は何か,という問題をわかりやすく説明していると感じた。CBTの主要な技法について説明している書籍は数多くあるが,実践で使用していくことに焦点を当てている点で非常に実用的な一冊とも感じた。必読書としてこれからも読み返していきたい。
読書メーターより引用
認知療法から行動療法の技法まで、まんべんなくカバーしている良い本です。教科書とマニュアルをつなぐような存在です。著者のワークショップに参加しているような感じがします。
Amazonレビューより引用
はじめてまなぶ行動療法
書籍情報
行動科学研究から臨床応用まで,心理臨床の歴史そのものと呼ぶにふさわしいほど長い歴史と蓄積をもつ行動療法。「パブロフの犬」の実験から認知行動療法,臨床行動分析,DBT,ACT,マインドフルネスまで,行動療法の基礎と最新のムーブメントをていねいに解説する研究者・実践家必読の行動療法入門ガイド。
Amazon書籍情報より引用
おすすめする理由
この本では、行動療法の基礎理論から最新の知見、専門的な領域、さらには具体的な現場での応用方法まで、幅広く深く学ぶことができます。
特に、第3世代の行動療法である「臨床行動分析」が中心となっており、行動療法の進化を体系的に理解できる内容となっています。
キャッチーでかわいい表紙とは裏腹に、内容はかなり専門的で、行動分析に関心がある方には間違いなく刺さる一冊だと思います。
初心者はもちろん、中級者・上級者が読んでも確かな価値がある良書です。
「人はなぜ行動するのか」「どのようにして人の行動を変化させるのか」を深く理解し、それを自身の日常生活や臨床現場で活かしたいと考えている方には、間違いなくおすすめの一冊です。
評判や口コミ
行動療法の基本から応用まで、初学者向けに懇切丁寧に解説したテキスト。丁寧な解説ながら、実際に臨床で応用する人のことも考えられていて、具体的な心理療法のやり方やうまくいくためのコツなどについても書いてあります。正直、行動療法については「人の中身を見ない表面的な療法」という偏見があったのですが、その偏見が覆るような内容でした。
読書メーターより引用
この著作分かりやすいです。「はじめてまなぶ行動療法」テキストに用いています。力動的心理療法を軸に学んできた私にとって1番分かりやすいものでした! pic.twitter.com/z0xn70L0xk
— のぞみ (@jungphyschology) May 16, 2025
60のケースから学ぶ認知行動療法
書籍情報
認知行動療法(CBT)の現在の進展状況を踏まえ,歴史的経緯から今後の展望についてまで押さえる。各領域(発達障害・特別支援,学校・教育相談,医療・精神疾患,身体疾患・心身症,司法・矯正,産業カウンセリング・健康支援,社会支援)における治療ケースを網羅的に収載。またCBTをめぐる諸理論についても解説を付す。
Amazonレビューより引用
おすすめする理由
認知行動療法界のビッグネーム、坂野雄二先生が監修されたまさに唯一無二の良書です。
本書の特徴は、その名の通り、認知行動療法の事例が疾患や困りごと別に60ケース収録されている点です。
この本を読むことで、「○○に対する認知行動療法では、どのように見立てを行い、何を目標に設定し、どのような介入をすればよいのか?」といった疑問に対するヒントを得ることができます。
私自身、初心者の頃にこの本を読んで、「認知行動療法ってこんなこともするのか!」と驚いた記憶があります。
初学者にとってはもちろん、ある程度経験を積んだ後でも、困ったときに見返せる「認知行動療法の事典」のような役割を果たしてくれる一冊です。
評判や口コミ
認知行動療法の適用領域をほぼすべて網羅しているとあるだけあって、本当にたくさんの状態の人が出てくる。
たくさんの人が執筆していて、一つ一つは短いので、内容の濃さと重さの割にはとても読みやすいしわかりやすかった。
Amazonレビューより引用
行動療法的なオーソドックスな介入法が様々な領域で紹介されており。辞書のように用いることも可能な良書だと思います。
Amazonレビューより引用
最新刊・話題の認知行動療法本【2025年9月版・最新情報】
2025年9月時点において、現在話題となっている新刊や認知行動療法本を解説します。
認知行動療法ケースブック: 主要疾患・実践領域の援助技法を学ぶ
書籍情報
学習理論・行動理論をベースに認知理論や情報処理モデルを積極的に取り入れ,研究・実践を蓄積して進化していった認知行動療法(CBT)は,幅広い領域と多様な対象に適用されるようになった。
本書は,CBTが特に有効とされる疾患に適用される中核技法,公認心理師の活動領域である5分野(保健医療,教育,福祉,司法・犯罪,産業・労働)における介入事例を集めた,現場で働く支援者のための実践的ケースブックである。
第I部ではCBTの基盤となる理論(レスポンデント学習,オペラント学習,認知理論)とその歴史,第II部,第III部の事例では,具体的な見立てと介入法選択・実施モデルが紹介され,明日から使える支援スキルを獲得することができる。
おすすめする理由
こちらは2025年9月8日に発売された新刊です。
本書は5分野、73事例がまとめられており、認知行動療法の幅広い活用方法が一気に学ぶことができます。
執筆者の先生方は皆様それぞれの領域で著名な方ばかりで、まさに認知行動療法界のオールスターが集結した一冊と話題になっています。
値段はかなり強烈ですが、もちろん私も購入しました。
認知行動療法の実践者であれば、持っておくべき一冊だと考えています。
新刊につき、まだまだ口コミ等は見当たりませんが、後々追記していきます。
目的に合った本の選び方と学びを深めるコツ

初心者が失敗しない選び方
初心者は、まず専門用語が少なく図解やマンガで流れをつかめる入門書から始めるのがおすすめです。
うつや不安など自分の悩みや勉強したい悩みに合わせて選ぶと、ワークが日常に活かしやすくなります。
1日10分程度で書き込めるシートや具体的な事例が多い本は続けやすさの目安。
著者が臨床心理士など専門家かどうかも信頼性を確かめるポイントです。
レビューや試し読みを活用して、自分が読みやすいスタイルを見つけてみてください。
1人の認知行動療法ファンである筆者としては、まずは難しく考えすぎず、気楽に読んでいただけたら嬉しいです。
専門知識を深めたいなら「実践事例」や「実践技法」に注目
心理学を学んでいる人や現場で使いたい人は、実際のケーススタディや技法ごとの具体的な進め方が掲載されている本がおすすめです。
認知行動療法を行ううえで大切な考え方は、Evidence-Based Practice(科学的根拠に基づく実践)です。
つまり、過去の事例を参考にし、自身が担当するケースに合わせて様々な技法を実践する力が求められます。
その力を養うために、事例や技法について学べる本を読むことをおすすめします。
症状や目的別に選ぶポイント
認知行動療法の本は、悩みや目的に合わせて選ぶと取り組みやすさがぐっと上がります。
気分の落ち込みや不安が中心なら感情と考えを整理するワーク付きの本、不眠や疲れやすさが気になるなら睡眠改善に特化したものがぴったり。
怒りや人間関係のストレスがテーマなら感情コントロールやコミュニケーションに焦点を当てた本がおすすめです。
複数の悩みが重なる場合は、日々の記録や幅広い課題に対応できる総合的なワークブックを選ぶと続けやすくなります。
また、支援者の方は、今自分が担当しているクライエントさんや患者さんの症状に合うような本を選ぶことで、認知行動療法の実力向上が見込めますのでおすすめです。
電子書籍か紙の本か
認知行動療法の本は電子書籍と紙の本、どちらにも良さがあります。
電子書籍は通勤や待ち時間にスマホで読めて検索も楽。気づきをすぐメモしたい人には便利です。
紙の本は書き込みや付箋がしやすく、ワークシートを直接記入して進めたい場合にぴったり。
自宅では紙、外出先では電子と使い分ける人も多く、自分の生活リズムに合った形を選ぶと無理なく続けやすくなります。
認知行動療法を勉強する際は、あまり「勉強」と捉えすぎず、自分の日常で気軽に取り組める方法を選ぶことをおすすめします。
学びを習慣化する3つのコツ
認知行動療法を身に付けるためには、習慣として取り組み続けることが大切になります。
そして習慣にするコツは3つあります。
まず「時間と場所を決める」こと。
朝食後や寝る前など生活の流れに組み込むと続けやすくなります。
次に「小さく始める」。1日5分だけ記録するなどハードルを下げれば三日坊主を防げます。
最後は「成果を見える化する」。気づきをノートに書き出したりカレンダーに印をつけると達成感が積み重なり、自然と学びが定着していきます。
これらは私が認知行動療法を実践するときにも大切にしていることです。
認知行動療法さらに深く学ぶためのアプリやオンライン教材
認知行動療法をもっと深く学びたいときは、オンラインの教材が力になります。
日々の思考や感情の記録や、認知行動療法の技法をアプリで実践しながら学べば、学んだ内容をそのまま日常に活かせます。
特に支援者の方にお伝えしたいのは、自分に対して認知行動療法をできない人が、他の人に対して認知行動療法を実践するのは難しいということです。
日頃から自分で認知行動療法を実践することで、クライエントさんの気持ちをより深く理解できるようになるはずです。
\ 学習コースは13種類 /
また、支援者や専門家を目指す方には、認知行動療法体系的に学べるオンラインコミュニティ「認知行動療法の学校」がおすすめ。
動画やワークショップを通じて実践力を高められます。
本格的に認知行動療法の腕を磨きたい方は、ぜひご利用を検討してみてはいかがでしょうか。
【よくある質問】認知行動療法の本選びに迷っている方へ
まとめ|自分に合った認知行動療法の本を見つけよう
今回は認知行動療法についてのおすすめ本を、目的別に合計15冊ご紹介しました。
認知行動療法の本は、初心者向けから専門家向けまで幅広く出版されています。自分の目的やレベルに合わせて選ぶことで、より効果的に学び、実生活に活かすことができます。
自分に合った本を見つけて、認知行動療法の知識やストレスに負けない力をぜひ身に付けてください。
当サイトでは、「仕事のストレスに打ち勝つメンタルケア戦略」をテーマに情報を発信しています。
他の記事も見ていただけると嬉しいです。
では、今日もお互い頑張り過ぎず頑張っていきましょう。





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